当院の基本理念「治療方針を患者様と共有し、信頼の医療を」

明確な見立てと治療方針の共有

入口メンタルクリニックの患者さんの中には、なぜその薬が必要なのか分からないまま、何年間もただ漫然と服薬治療を続けている方が少なくないようです。

当院では、これまでの治療経験と検査情報から、患者様にとっての最適な治療法についてしっかり説明することを心がけています。
治療法について明確になると、漫然と治療が続くのではないということが十分に理解され、安心して治療を受けられるという安心から、患者様は「治療に希望が持てる」「丁寧な説明を聞くことができて気持ちが楽になった」とおっしゃいます。

精神科の治療では、治療の経過によっては診断を変えたり、治療方針を変えたりしなければならないことがあります。
それが医師から十分な説明なくに行われたとしたら、患者様はとてつもない不安に襲われ、戸惑うばかりでなく、医療不信に陥ることさえあります。

ましてや精神科・心療内科で出されるお薬は副作用を伴うものが多いので、にわかに出された薬を飲むことに抵抗を覚えることもあるでしょう。
さらに、たとえ投薬がなく経過観察だけであったとしても、精神疾患は内科や外科の疾患のように病状がはっきりしているわけではないので、本当にこのままでいいのかと不安に駆られるということもあるでしょう。

 

診察室

そのような事態を防ぐためにも、現在の医療においてはすでに当たり前のこととなっている、「インフォームドコンセント(説明と同意)」があります。
インフォームドコンセントとは、治療や検査の内容について治療者から説明を受け、内容を十分理解した上で患者自らの意志に基づいてそれに合意する、もしくは拒否することです。

このことは、現在の医療法の中では既に明文化されているので、同意書を用いて患者様の治療同意を得るやり方が増えていますが、形式だけを踏襲したとしても本来の意義を達成したことにはなりません。
医療で使う用語に、Shared Decision Makingシェアードデシジョンメイキングという言葉があります。

「Shared」は「分かつ」、「Decision Making」は「意思決定」、全体で、「患者様と治療者とで情報を共有し、治療法を共に決定する」という意味を表しています。

インフォームドコンセントにこそ、この「Shared Decision Making」の理念がなくてはならないのです。
それはより良い治療を実現するための道しるべです。

私たちはこの道しるべを見失うことなく、患者様にとって必要な治療を、患者様とともに決めていくクリニックでありたいと思っております。

薬物・TMS治療とを患者さんと共に考えてゆけるクリニックを目指して

赤羽南口メンタルクリニック(以下、当院)では通常の精神科・心療内科診療(薬物療法・精神療法)に加え、光トポグラフィー検査や磁気刺激治療を行っております。

光トポグラフィー検査はこれまで数千件の判読経験があります。(発達障害にも有効な課題も今後用意していく予定です。)
セカンドオピニオンでの光トポグラフィーの判読依頼も多くありますのでお気軽にお問い合わせください。

光トポグラフィー検査について

磁器刺激治療(TMS治療)について

アクセス

〒115-0044 東京都北区赤羽南1丁目4-8 赤羽南商業ビル5階
TEL 03-5939-7668 (10:00-18:30, 休診:土日・祝日)

交通案内・道順の詳細

個人情報保護方針

当院は患者さんの人格とプライバシーを尊重し、下記の方針に基づき個人情報を適切に取り扱います。

  1. 個人情報保護に関する法律その他規則を遵守します。
  2. 個人情報を適切に取り扱うために適切な安全措置をとり、院内全ての従業者に教育、啓蒙活動を行います。
  3. 個人情報への不正アクセス、紛失、破壊、改ざん及び漏えい防止のため安全対策、管理に努めます。
  4. 外部委託業者に関しても個人情報が適切に取り扱われるように当該委託業者との間で委託契約を取り交わします。
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  7. この個人情報保護方針を継続的に見直し、改善に努めます。


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